2012/01/30
むし歯の確認方法について!!
初めて来院していただいた患者様に「病院によって小さい虫歯を削る 削らないのがあるのはどうしてか?」
というご質問をいただきました。 現実にあると思います
私の感想からいうと本来それはあってはいけないと思います
なぜかと申しますと今は経験や勘ではなく調べる機器や道具があるからです
医学的に虫歯にはC O・1・2・3・4(Oだけはアルファベットです)の5段階があり Oと1に関しては削らず再石灰化(自己修復能力のようなものです)を促すことになっています
その段階を確認する方法が今までは経験 触診(針のようなものでカリカリしたご経験はないでしょうか?) 視診 レントゲン 勘でした
このように判断基準の中に不確定要素の経験 勘が入ってくるので違いがありました
虫歯の深度が数値で判断できるレーザーがあります
ダイヤグノデントレーザーといいます(全く痛くないです)
もちろんこれだけでは不安ですから視診 レントゲンで確認し確実に判断できます(触診はしません 理由はもし健康なエナメル質だった場合傷つけてしまい虫歯の危険度は増すからです それを理由に学校検診もミラーのみの検診に変わっています)
そしてC2以上と確認したらなるべく必要ないところを削らないように齲蝕検知液というもので虫歯を染めて慎重に削ります
これは虫歯のみが染まりますから染まらなくなるまで色がある歯質を削ります
きちんとした材料 機械を使えばだれが削っても同じ結果になるはずです